■ 1幕目の3 相楽、ベンジャミンと共に旅立つでござる ■


キーパー
 では、ここで一転して、ようやく現代シーンに参ります。(笑)
 シーンは相楽さんからカメラを当てて参りましょう。

 ハンドアウトにあった、相楽家最長老であり龍笛の師でもあった相楽資法(すけのり)からの書状が届いた場面から始めましょうか。

相楽
「ほう、資法どのから書状とな?」

キーパー
 内容は、
 「笛を披露するので当家へご足労いただくか、日時指定の上お招きいただきたい」
 との事です。

沙良
(そこに訪れてもいいならタイミングみてお伺いしますが)

キーパー
(後で振りますので、暫しお待ちを(笑))

沙良
(了解。それまで待機してます)


相楽
「また笛自慢でおじゃるか……爺の長話は退屈で困る」


キーパー
 やっぱりおじゃるなのか。(笑)

相楽
 TV的にいこうと。(笑)


キーパー(茜丸)
「いかが致しましょう?
 先方のお宅は嵐山、紅葉をお見せしたいのでは?」
 四年で成長した茜丸くんです。
 当然、俳優も変わっております。(笑)

虎五郎
 子供時代はあんなに可愛いかったのに。(笑)

相楽
「色々と世話になっておるし、屋敷に迎えてあの南蛮人と鉢合わせしても厄介じゃしのう」

キーパー(茜丸)
「…あの方が話を聞いたら、嬉々として同行すると言い出しそうですが…」

ベンジャミン
 入れる?


キーパー
 どぞー。

ベンジャミン
「オー サガラサーン お出かけデスカー」
 竹箒で掃除中。


キーパー
Σ(・ω・)ナンダッテー!

虎五郎
 =□○_


風見
 レレレか!(笑)


相楽
「……地獄耳め」

ベンジャミン
「これから、何処まで行かれマスカー?」


相楽
「よし、とりあえず茜丸よ、向こうの都合を聞いて参れ。
 こちらから出向くでな」


キーパー(茜丸)
「承知いたしました、では早速」
 と言って、茜丸は退出しようとするのだが…。
「あの、資久様」

相楽
「なんじゃ?」


キーパー
「何人同道、とお伝えすればよろしいでしょう…?」

虎五郎
(茜丸のイメージが天草四郎になってるのは何の病気だろう…)


キーパー
Σ(・ω・)

沙良
 (笑)


相楽
「二人に決まって……む!」


キーパー
 ゴゴゴゴゴ


ベンジャミン
 自分に指差し。


キーパー
 庭でJOJO立ちしてるのがいるッ!

虎五郎
 顔に何か書いてある!

ベンジャミン
「ハーイ ワターシも行きたいデース!
 暇…じゃなかった、何かのお手伝いしたいデース」


相楽
「ふむ、たまには資法殿を驚かすのも一興かの……。
 よし、三人で参る伝えるのじゃ」


キーパー
「しょ、承知いたしました…」
 と言って、小水干の茜丸は門を出て、大路をてってけてーと駆けていく…。

虎五郎
 嫌そうだ。

ベンジャミン
「オー、所で何処まで行かれますカー?」


相楽
「資法殿のところよ。
 前に話した笛の師匠よ」


ベンジャミン
「オー、キキマシター!
 サガラ ノリスケサーン」


相楽
「すけのり、じゃ」

虎五郎
 バブー。

キーパー
 ちなみに家としては、君の方が格上でござる。
 あちらはあくまでも一家の最長老。

ベンジャミン
「オーライ 偉いヒトデスネー」

相楽
「笛の腕はな」


ベンジャミン
 キーパー質問。

キーパー
 へゐ。

ベンジャミン
 相楽は雪姫の力を知ってるの?


キーパー
 相楽次第でいいけども。
 ただ、相楽に霊視は無いけどね。
 あれが見える、これが見える、と娘が言っても、それを信じるかどうかは別として、相楽には見えてない。

ベンジャミン
 了解ッス。
 相楽的には、どうします?

キーパー
 ゴゴゴゴゴゴ

ベンジャミン
 ワリと展開の要。
 ただシナリオには比較的どーでもいい所。(苦笑)

キーパー
 まあ、ホラーはこういう心理関係が楽しむところでしょ。
 と言うか、虎に霊視があったのはびっくりだ。(笑)

相楽
 娘の事だから信じたいけど、相楽自身は、この時代にしてはリアリストな方だと思うから半信半疑かな。

ベンジャミン
 了解ッス。