■ 1幕目の7 秘薬「トコヨ蟲」を求めてでござる ■

キーパー
 さて、そんなこんなで演奏会は終了するのだが。
 そこへ一言。
「時に、例の…雪姫はいかがしております」

虎五郎
 ベンジャミンと同じ趣味か?(`・ω・´)

相楽
 貴様も狙ってたのか。


キーパー
 いやまあ姪っ子だから。(笑)

相楽
 このロリコンどもめ。


ベンジャミン
( ●  ) このろりこんどもめ。


キーパー
 孫みたいなもんだよ!

相楽
「相変わらず…としか申し上げようもありませぬ」


キーパー
「さ、左様ですか…不憫な娘ですな。
 私よりは長生き出来ると良いのですが…」

ベンジャミン
「雪姫は、今日もプリティーでーす。
 明日も同じでーす」


相楽
 とくに屋敷出る時に変化とかないよね?

キーパー(相楽 資法)
 うん。
「時に耳にしたのですが。
 摂津国本荘に天狗の社ありて、『トコヨ蟲』なる秘薬を有するとやら。
 それを服すればよろず疾病癒えるとか…。
 「天狗の薬」などと言う物がこのご時世、実在するかどうかは解らんのですが…」

沙良
 顔がギギギと擬音をならしながら向き。


虎五郎
 ロボか!


キーパー
 ひい、真後ろを向いている!

虎五郎
 ナマケモノか!


沙良
「それは単なる噂話ですわホホホ」
 と抑揚なくしゃべりましょうか。


キーパー
 えーと、それは「洞察」を振れという振りか?(笑)

相楽
「トコヨ蟲…でございますか?」


キーパー
 ではまず、全員「歴史」判定を振ってみようか。

相楽
 歴史40。
【ダイス】Sagara -> 1D100 = [36] = 36
 成功。

ベンジャミン
【ダイス】Benjamin -> 1D100 = [4] = 4
 成功。


キーパー
Σ(・ω・)

風見
 お?


沙良
 ベンジャミン走ったね。


キーパー
 20%以上技能があれば、くりちかるね。
 くりちかる?

ベンジャミン
 デフォで20。


相楽
 おまいはどこの国の人間かと聞きたい。

キーパー
 胡散臭ささ急上昇その2。

ベンジャミン
「おーワターシ「トコヨ蟲」シッテマース」
 キーパー説明を。(笑)


キーパー
 ええっとですね
 七世紀頃の歴史に…って一番知らない奴が知っているのか。(笑)

 七世紀頃、不尽河(富士川)界隈で、大生部多という教祖を中心とした「常世神」と言う民間宗教団体がありまして。
 「貧しき人は富を致し、老いたる人は還りて少ゆ」といってたそうな。

 要は「是を祭ればカネも健康も思いのまま」ってことですね。
 んで、それに寄付して財産を失う人が多かったので、秦河勝って人がその宗教団体を討伐したんだそうな。

 んで、ベンジャミンは。
 「常世神とは蟲の姿で、長さは12cmくらい。太さは親指くらい。体色は緑で黒い斑点があった。
 形は蚕にそっくりだが、体長が一回り大きい。」
 なーんてことまで覚えていた。
 それらはトコヨ<常世>から来た蟲だといい、富士(不尽)の山から産したとか。

虎五郎
 色が可愛くなーい。


沙良
 それをなぜベンジャミンが知っている。(笑)

相楽
 ぁゃιぃ奴だな。

ベンジャミン
「知っていて当然デスネー。
 私は、こーゆージャポーンの悪習宗教を正し、正しい神の教えに導くためにキマーシタ」


風見
 うはは。(笑)


キーパー
 そんなところで。
 んじゃ…まあ、沙良の怪しい動きについては、分かりたい人は分かっていいや。(笑)

相楽
 首の回転?

キーパー
 そうだねぇ。(笑)

相楽
 知りたくもない。(笑)


沙良
 そんな首が180度も回りはしない。
 軽く圧力をかける感じの擬音だったんだけど。(笑)


ベンジャミン
「ユエーニ。
 そのようなインチキくさい薬など雪姫には与えられまセーン」きっぱり


キーパー(相楽 資法)
「ほ、ほう。それは驚いた。
 資久殿は思わぬ知恵袋をお持ちだ」
 まさか実在するとは、みたいな表情で資法は言った。

相楽
「予もビックリだ」


ベンジャミン
「当然デース。
 勿論、そのようなデーモンには何かカラクリがアリマース」


相楽
「本荘といえば…茜丸?
 そなたの生まれがそこではなかったかの?」
 と振り返って茜丸に聞いてみやう。


キーパー(相楽 資法)
「資久様、確かに本荘といえば私の出身地です…。
 それに、実は私は『天狗』というものをこの目で見たこともございます…」
 ちょっと青ざめつつ。

相楽
「なんじゃと?」

キーパー(相楽 資法)
「詳しくは、私は幼かったゆえ良く覚えては居ないのですが…。
 そうだ、虎にい…虎五郎ならより詳しいかと。私よりは年長でしたゆえ。
 確かに翼がある人型で空を飛ぶものを目にしたとは思うのですが」

相楽
「なるほど……『天狗の社』とやらも、そ奴なら知っておるかもしれんな」


虎五郎
 甘いな。
 年は上でもINTは下だ。( ̄^ ̄)


キーパー
 ええええ。(笑)

沙良
 おおう。


ベンジャミン
 ダメダメデース。


キーパー(相楽 資法)
「はい、ただ何分齢10にも満たぬ頃でしたので、しかと位置を覚えているかと言われると…。
 心許ないのですが」
 ぶっちゃけわし自身、8歳のころの地理なんて覚えてねぇー。(笑)

相楽
 怪しさ満点だけど末娘の未来が掛かってるからなぁ。


虎五郎
 ちっちゃいころ遊んだ神社なら憶えてるよ!
 おっきくなってからも行ったけど!


キーパー
 一年生のとき一度だけ行った場所を覚えてるかどうか、だからねえ。

相楽
 ってちょっとまった。
 雪姫幾つだっけ。


ベンジャミン
 12(即答)


虎五郎
 このロリコンどもめ!


相楽
 俺が26だから14で孕ませたのか?


キーパー
 この時代普通っしょ。14も。

相楽
 末でしょ。
 三女いるから。


キーパー
 シ、シモウター

ベンジャミン
 そりゃ難しいな。


キーパー
 君は早熟だった。

ベンジャミン
 それだ。


相楽
 これも血か…伯父上を笑えない。(笑)


キーパー
 HAHAHAHA

相楽
 嫁さんが姉さん女房だとしよう。


キーパー
 そうだヨー。

虎五郎
 …。(笑
)

キーパー
 結婚前に夜ばいに来た別の男の子とか言わない。

ベンジャミン
 天狗の社と聞いて、何か気が付くことがあるか、振れない?


キーパー
 そうだなあ。
 どういうジャンル? 地理?
 天狗自身なら魔道知識かな。

ベンジャミン
 そっすね。


キーパー
 地理的なものなら土地勘、天狗自体なら魔道知識とか陰陽仏教神道どれでもいいや。

ベンジャミン
 んじゃ、まず魔道で。
【ダイス】Benjamin -> 1D100 = [77] = 77
 だめだった。


相楽
【ダイス】Sagara -> 1D100 = [26] = 26
 資久はわからんな。

キーパー
 残念。
 まあ、特になければ戻ってからみんなで考えてもいいよ。

相楽
 茜丸、土地勘80あるんだけどな。


キーパー
 茜丸すげえのう。(笑)

相楽
 そういうのは茜丸に任せてるのだ。(笑)


キーパー
 沙良っちがどうしようかね?

沙良
 土地勘は無いのよね。


キーパー
 すまん。その辺、具体的に書かなかったね。
 君は「上司からの指令で知らされている」と言う事で。

沙良
 了解。

キーパー
 場所を知らせずに命令とか意味分からないので、地理は夢でしっかり焼き付けられた。(笑)

ベンジャミン
「この場で言うべきかどうか、考えたのでデスがサガーラさん。
 豊後国にワターシの友人に病に詳しいヒトいまーす。
 折を見て相談しにいったらドウデショー?」


相楽
「豊後……って遠いのう……」


キーパー
 ちなみに九州でござる。豊後の国。

ベンジャミン
 むっちゃ遠いよね?


キーパー
 この時代的にはかなり。
 ただまあ、行けない訳じゃない。
 危険は多いけどね。
 片道三ヶ月以上、くらいかな。

ベンジャミン
 ギャース。


相楽
 大友宗隣か。


キーパー
 実際、京から文化人を招いたりはしてるから。
 あっちの大名も。

相楽
 船なら、そんなに掛からないかもね。


ベンジャミン
「一つの案として聞いてクダサーイ」


キーパー
 ちなみに、豊後へ行くにしても実は通り道と言えなくもないんだけどね。
 摂津(大阪)は。
 んじゃ、特になければ退出しますよ?
 頑張って武芸組とも合流して話を合わせたい。(笑)

ベンジャミン
 Yeah


相楽
 この場では特にないな。


キーパー
 沙良たんはどうする?

沙良
 とりあえず、このまま一緒に居ます。
 あまりにもベンジャミンが知りすぎていることに注意します。


ベンジャミン
<● >ω< ●> ノ だいたいなんでもシッテマース。


キーパー
 怖いヨー。(涙)

沙良
「私もごいっしょしてもいいですか?」


相楽
「ほ?」


キーパー(相楽 資法)
「こ、これ! 控えよ沙良!」
 とか常識人な資法が制止はしてみよう。

沙良
「舞をお見せして歩いているのですが、私たちも地域から新しい舞を創るようにしているのです」


相楽
「ふむ……それで?」


沙良
「この場所から生み出される舞のために、後学のためにご一緒してもいいですか?」
 そう言って顔を潤ませながら擦り寄っていきます。


相楽
「くっ……」


ベンジャミン
「オー 旅は見連れ 世は情け 渡る世間は鬼ばかりデース!
 きっと、サガーラさんの笛がカノジョになにかインスプレイションを与えたのデース」


キーパー
 あっはっは。(笑)

虎五郎
 いんすぷー

キーパー
 ぷれいしょーん

沙良
 ベンジャミンさんに、くっついて行きそうだなぁ。(笑)


相楽
「ま、まぁ我が屋敷でよろしければ……伯父上、構いませぬか?」


沙良
「よろしくお願いします」
 ぺこり。


ベンジャミン
「ワターシは一向にカマイマセーン。
 相楽さんの家だから」


キーパー(相楽 資法)
「ま、まあ資久殿が言うのであれば…」(渋々)
 これで食い下がると更に俗物度が上がってしまう。

相楽
(さーて、カミさんにどう言い訳しよう)

ベンジャミン
「ダイジョーブデース。
 ジャポーンめかけイッパイOKときいてまーす」


沙良
 そしたら隠密をガッツリかって出歩きますよ。(笑)


キーパー
 んじゃ、シーンを写していいかな?(笑)

相楽
 いいっすよー。