■ 1幕目の8 相楽三女「雪姫」でござる ■
キーパー
んでは、シーンを切りまして。お屋敷の夜にしましょう。
二時間ほど牛車に揺られて帰宅。
改めて庭先と広間で夕餉のお時間です。
で、武芸組を引き合わせるってかんじかな?
虎五郎
「メシの匂いがする…」
がさがさ
風見
忍び込んでどうする。(笑)
アポは取ってるんだから。
相楽
忍び込んだのか。(笑)
沙良
これって気配を感知するん?
風見
いや、だから忍び込んでないって。(笑)
虎五郎
居ないから、その辺の草むらで休んでたんだよぅ。
キーパー
茜丸が慌てて引っ張り出す。(笑)
「虎兄ちゃん! お行儀良くしてくれよ!」
風見
自分らを態々安く見られる真似は許さんですよ。
キーパー
問題なければ、皆そろって膳を囲んでおきたいんだが。
相楽は一段上で。(笑)
相楽
じゃあ、そうしようか。
キーパー
慌てて虎ちゃんには茜丸の水干の予備を貸してやります。
おめかしおめかし。
虎五郎
「やー。遅かったじゃないかぁ」
相楽
「なかなか元気なやつだな」
と一応笑顔で迎えよう(笑)
キーパー(茜丸)
「申し訳ありませぬ、私同様、山育ちで…」
と、二人に自己紹介を促します。
虎五郎
「おそろい?おそろい?」
キーパー(茜丸)
「おそろい!
おそろいだからちゃんとしてくれよっ!」(涙目)
虎五郎
「(`・ω・´)」きりっ
相楽
「……(バカなの?)」
虎五郎
ばかなの。(´△`)
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ベンジャミン
飯を食ってるのは、PL’sと誰?
相楽
奥さんと娘さんは、出て来ないと思うな。
ベンジャミン
了解。
キーパー(少女)
「…お父様、お客人ですの?」
と、衝立の向こうから澄んだ声が。
相楽
って来たわぁ。
ベンジャミン
お?
風見
申し訳ない。
今この場がどうなっているのか、さっぱり理解できん。(苦笑)
俺達は制式にここに通されて、食事に招かれてるの?
その辺り端折りすぎでさっぱりだ。(苦笑)
相楽
整理しよう。
沙良
そだね。
キーパー
ええっと、時代劇とかで出てくるような板張りの広間があり。
奥に一段高くなった座があって、そこに相楽が座っていて。
そのまわりに燭台がいくつか。
沙良
どんなすわり順になっているのかもちょっとわからないわ。
風見
いや、ヴィジュアル的なことではなくて。
なぜ、俺と虎がここにいるのかが、さっぱり読めん。
その辺り端折られると、俺としては動きようがない。
キーパー
すまないねえ。
さっき相楽から「お招きしてよし」と許可が下りたので、茜丸が二人を招いて夜の宴に招待した。
ってところで、どうだろう?
人材集めには気さくなようだし、ベンジャミンもこんな感じだったんじゃないかな。
風見
と言うことは、俺はええと、下男だかのお客な訳ですね?
キーパー
そんな感じ。
使用人の友人、ってことかな。
ただ、それをどう扱うかはホスト次第かと。
なので、相楽が来客を、どういう扱いをするか次第ってのもあるね。
風見
ふむ。
では、一番末席に座って、口を閉じております。
ここでは、虎を立てるべきですから。
キーパー
ちょっとすっ飛ばしちゃったね。ごめんよ。
風見
いや、大丈夫、ちょっと混乱しただけですので。(笑)
俺はどう見ても武家です。
腰に二本差し、長槍、戦用の馬。
虎は、僧兵のなりなんだっけ?
虎五郎
これしか服ないから。
キーパー
水干貸しますので。(笑)
虎五郎
じゃあ着るー。
キーパー
庭で食え!ってケースも、一緒に広間で食おうってケースもありそうだ。
風見
庭で食え、だったら、俺は屋敷を辞しますわ。(苦笑)
虎だけ残して、近くの宿借ります。
そこまで見下されるいわれもないので。
キーパー
その辺の扱いは相楽氏に無茶振りしよう。
中の人的に、KPより詳しそうだしネ。
相楽
客としてきた以上は上座と言うか、自分の近くに迎えるよ。
キーパー
茜丸は驚愕した。
破格の処遇であった。
風見
俺もそう思った。(笑)
虎五郎
(゜゜)!
「虎五郎…です」ぺこりん
相楽
信長の支配下にある京で、武士を杜撰に扱うのもなぁ。(笑)
虎五郎
「ここ、座っていいの?(゜゜)」
風見
かなり部下を厚く遇してる人なんですなあ。
変わり者と見た。(笑)
相楽
まぁある意味、貴族的な慣習からは離れてるのかもしれんが。
ベンジャミン
サガーラさん、とてもイイヒトデース!
きっと主の元に行けマース!
近いうちに。
キーパー
では、沙良も含めて五人がついに同席を果たした。
沙良
ほいさ。
ベンジャミン
で、さっきのシーンで、ここで飯食ってるの誰って事で。
風見
じゃあ、俺と虎は、とりあえず相良殿の客分扱いなんですな。
了解です。
虎五郎
( ̄〜 ̄)もぐもぐ
相楽
そうだね。
んでもって対面にはベンジャミンと茜丸がおると。
風見
(おお、なんか気持ちの悪い人間がいる(外人見たことない))
キーパー
まあ、他に背景で使用人が何人か働いてるかな。
そこでいざ自己紹介をしよう、ってときに衝立の後ろから娘の声が聞こえてきた。
ということで…よろしいかしら?
ベンジャミン
よいデース。
風見
了解です。
虎五郎
あいー。(とりあえずごはんに夢中)
キーパー(少女)
んじゃ改めて。
「…お父様、お客人ですの?」と。
相楽
娘って雪姫だよね。
キーパー
左様ですなー。
風見
12歳でしたっけ?
キーパー
Yes
相楽
可愛い盛りだ。
風見
姿を見せるようでしたら、礼を失しないように。
一応礼儀作法50あります。
キーパー
さすがに、いきなり姿を見せたりはしないようであります。
…ただ、彼女自身は目は不自由ですが。
風見
あら、それは不憫な。
虎五郎
「偉い人、娘いるのか」もぐもぐ
相楽
茜丸と同い年なんだな。
「雪か?茜丸の友人が訪ねてきたのじゃ」
ベンジャミン(綺麗なベンジャミン)
「雪姫どの、立ち上がって大丈夫ですか?
言って頂ければ向かいに参りましたのに」
と、すかさず手を取る。
キーパー
Σ(・ω・)
沙良
うむ、紳士だ。
風見
(あの変な人間、流暢な日本語が話せるのか)
虎五郎
(なんか髪と目の色が変わった人がいる)
キーパー
間に衝立があるんだけど、突破?
虎五郎
ついたてを突破する紳士。
相楽
ベンジャミンの後ろ頭を扇子で小突いてから、雪の手を取り上げるよ。(笑)
沙良
うちが動いたほうがよさげな気がしてきた…。
ベンジャミン
「ささ、では、お父上の元へ」と案内。
相楽
全然こたえてねぇ。
虎五郎
不滅だ。
風見
扇子ではなく、いっそ脇差しでこづいたほうが。
虎五郎
血がぴゅーっ
風見
(血は赤いのだろうか?)
虎五郎
(タメシテミタイヨネ)
風見
(うむ)
キーパー(雪姫)
「あら、ベンジャミン。
貴方もおいででしたのね」
風見
目が見えないのならば、俺のAPPも使いようがない。
キーパー(雪姫)
「ダメですよベンジャミン。
女性が広間に勝手に出るのは不作法なんです」
といって、相楽に言われてから出ましょう。
虎五郎
「ふーん…めんどくさい風習があるんだなあ」
相楽
じゃあ雪の手をとって、自分の脇に座らせよう。
キーパー(雪姫)
お隣に座ってから
「資久の三女、雪と申します。よろしくお願いいたします」
と、礼。
本当は、もっとヤヤコシイだろうけど、時代劇的扱いということで考証はご容赦。
虎五郎
「きれーな子だなあ(’’*)」
風見
「風見健之介と申す」
頭を下げます。
虎五郎
にーちゃんを真似て「三池虎五郎と申す」ぺこり。
ごつん。
床に頭をぶつけました。
風見
ナイスキャラだな。(笑)
虎五郎
お約束です。(`・ω・´)
沙良
「あらあら、大丈夫?」
と言って、布をもって近寄りましょか。
虎五郎
「あ、丈夫なんで。全然。」
目がおよいでいる
キーパー(雪姫)
茜丸が「あちゃー」という感じで虎をみている。(笑)
「あの武家の方は…真っ赤なのね。
雪は少し、怖いです」
とベンに小さく呟いてみたり。
ベンジャミン(綺麗なベンジャミン)
「(こっそりと)大丈夫です姫様。
ここには私もお父上もいます」
風見
ぜんぜん見えないわけではないのですな。うむ。
この出で立ちは、武芸を売るための看板みたいなもんですからな。(笑)
虎五郎
服も赤いの?
風見
一応、きちんとした羽織袴も持っているのですが。(笑)
とりあえず赤っぽい風情でしょうね。
とにかく目立ちます。
虎五郎
芸人芸人。
キーパー
彼女が見てるのは「オーラ」なんだけどね。
相楽
真っ赤ってのはイメージじゃないのかなぁ。
沙良
蘇芳色は?
ベンジャミン
PL情報的には、詳細はハンドアウトみてねと。
キーパー(雪姫)
「父様、そちらの方は?」>沙良
相楽
「ああ、伯父上に紹介された…舞手さんでよろしいのかな?」
沙良
「私はここに舞を納めに来たものです。
沙良といいます」
そういって微笑みます
キーパー(雪姫)
「舞をなさるのね。
お父上の笛に合わせて頂きたいわ。
きっと黒揚羽のように綺麗ね」
服装はどうあれ、彼女の表現はこうなるようです。
沙良
それは恐いな。
相楽
「ははは、そうじゃな。
楽しみにしておるがよいぞー」
虎五郎
「アゲハ…?」じー>沙良
沙良
「ほほほ…」
風見
彼女の言う「真っ赤」というのは、俺の外見ではなく、内面を見られた気がする。
ベンジャミン(綺麗なベンジャミン)
「そういえば、風見殿らは、旅をなされているとか」
虎五郎
「わ、話しかけられた!」
風見
「武芸の腕を頼みに、武者修行の旅をしております」
ベンジャミン(綺麗なベンジャミン)
「ほほう。
それは勇ましい限りですな。
して、これから何処へ?」
風見
「特にあてはありません。
何かお困りの義あれば、何なりとおっしゃって下さい。
一宿一飯の恩はお返しいたします」
虎五郎
「ん。お礼するよ。
メシ美味いな」
風見
「とはいえ、我等無頼の身ですので、荒事ばかりを得意としますが」
沙良
「それは頼もしいですわ」
相楽
「昨今は何かと騒がしいゆえ、頼りにさせて頂きますぞ」
ベンジャミン(綺麗なベンジャミン)
「そう言えば相良殿。
先ほど茜丸とこちらの連れの方の同じ故郷の話で何かあったと思ったのですが」
相楽
「おーそうであった」
虎五郎
「村はかいめつしちゃったんだってさ。なー」>茜丸
キーパー(茜丸)
「…ええ、そういうわけでして」
茜丸はちょっとかしこまっている。
相楽
「三池どの、ちとお尋ねしたきことがあるのじゃが」
虎五郎
「虎でいいよ虎で」
キーパー
雪はにこにこと一同の話を聞いている。
ベンジャミン(綺麗なベンジャミン)
「相楽殿、雪姫殿は、ちょっとこの場を離れて頂いた方が…」
キーパー(雪姫)
「あら、どうしてですの?
旅のお話、お聞きしたいのに」
(´・3・`) プー
風見
意外とお茶目だな。(苦笑)
虎五郎
ポッ。
キーパー
外には典薬医ぐらいしか行かないんでね。
おまけに景色も見られないと来たもんだ。
ベンジャミン(綺麗なベンジャミン)
「多少、血生臭い話もあったと思いました。
旅の楽しい話は後ほどにでも」
相楽
「なに、客人にはいましばらくご逗留いただくゆえ、また改めて話を聞かせて頂けば良い」
と、諭しましょう。
キーパー(雪姫)
「お父様…?」
と見上げる娘。
風見
「お許しをいただけるのでしたら、後ほどお聞かせいたしましょう」
と、助け船出しておくか。
相楽
侍女を呼んで奥に連れてってもらうよ。
キーパー(雪姫)
「はい、分かりました。
必ずですよ?
お話聴かせてくださいましね」
侍女に手を取られて雪、退場。
虎五郎
手をふりふり。