■2幕目の2 風見&虎&沙良 貧乏公家と旅する事にでござる ■
キーパー
ところで風見殿。
風見
あい。
キーパー
「富士の山から産した全ての傷と病を癒す力をもつ薬」と聞いて、思うところはありませんか?
風見
……ああ、あいつのことですね。
斬っても死なぬ身体。
キーパー
ヽ(^ω^)
風見
そういう意味で、興味は湧いておりまする。
キーパー
この時点で声高に語る事はしない、と言う事ですな。
了解であります。
相楽
虎の話には二刀流の男が云々も出てきてるのかな。
沙良
こっちもその辺をじっくり聞いてましょうか。
キーパー
二刀流の男、の話は虎の口から出ていましたっけね。
まだのような気がする。
相楽
虎の口からは出てないな。
風見
と言うか、この場でその話が出てくるのは不自然かと。
キーパー
天狗の話は出たんだけどね。(笑)
風見
そうそう。
キーパー
天狗を食った男の話は出たかな。
前回、茜丸が「二刀使い」だってことは説明したけど。
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ログ
キーパー
ただ二刀使いだってことは茜丸が説明する。
風見
いや、今は気付かない事にします。
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って言ってるね。
相楽
にゃるん。
ベンジャミン
OH.
キーパー
色んな所ですれ違いが…。(笑)
ベンジャミン
デワ一応、そのナンダカについて何があったのか、もう少し具体的にトラにキキマース。
キーパー
天狗の外見描写は虎ちゃんがしているね。
ベンジャミン
良く解らないんでしたっけ?
キーパー
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ログ
キーパー
修行僧の格好に翼やくちばしがあってはなたーかだか、みたいな。
そのぐらい分かればいいかな。
風見
「その場所に目的があるのならば、行ってみるのが一番ではないですかな?」
虎五郎
「オレらがみた天狗はイボイーボで羽根がはえててうんぬん」
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で、この直後に時間切れだったんだ。
風見
一般的に知られている天狗とは、明らかに違いますよねえ。
大天狗にしろ、カラス天狗にしろ、全然イメージが違う。
ベンジャミン
Yeah.
キーパー
左様ですな。
明らかに老人の物語に出てくるのとは違う。
ただ、特徴として重なる部分は確かにある。
ベンジャミン
ナルホドデース。
キーパー
目撃者の証言が曖昧で確定はできない、ってとこですな。
ベンジャミン
それでハイジが出てくるワケデスネー。
キーパー
廃寺のことだろうか。(笑)
虎五郎
です。(笑)
ベンジャミン
アルプス一万尺小槍の上で 廃寺がペエタに ヤラレテル YEAH!
虎五郎
ペェターーーー!!
風見
「話の途中で腰を折るようで申し訳ありませんが…。
その……蟲だかなんだかよくは解りませぬが重要なものなら、現地に行って確かめて見るのが宜しいのではありませんかな?」
いい加減シビレを切らせ始めた。(苦笑)
虎五郎
「今度こそテングやっつけてやる」(`・ω・´)o
相楽
「雪の将来を考えると、藁にもすがりたいのが本音じゃからのう」
キーパー
(`・ω・´) ☆
虎五郎
「…引っ越してなければ」(`・ω・´)
ベンジャミン
「ならば、そのミナサーンの知るテングとちょっと違う、イボイボテングの事について知っておく必要がアルネー」
風見
「現地に向かうのならば、お力も貸せる余地はありますが…。
ココでの問答に、私はどうやら役不足のようです」
沙良
「これは向かわないと解決しないかもしれませんね。
下準備も」
相楽
「ふむ……行ってみるかのー」
ベンジャミン
(Oh ジャポーンの人達、みんなセッカチネー)
風見
(と言うか、ココにいる奴ら、何言ってるかさっぱり解らん(苦笑))
虎五郎
「んーとなー、ブーンってスゲー音がして、それから雷がおちてきた。
そんでアカネがカチンコチンになった。
つよいぞー」
キーパー(茜丸)
「たしかに、まるで稲妻にでも撃たれたかのようでした」
虎五郎
「でもオレは平気だった」( ̄^ ̄)
ベンジャミン
「でわ、日を決めて、そのハイジに向かうとしましょー」
虎五郎
「行こう行こう。…(’’)…うん、行こう(。。)」
キーパー(茜丸)
「資久様、公務の方は…」
相楽
「方たがえじゃ」
キーパー
Σ(・ω・) ナントッ!(笑)
虎五郎
「かたたがえ?(・.)」
相楽
「ちと摂津に寄ってから出仕する」(笑)
虎五郎
「それでいいのか?」(笑)
沙良
(笑)
相楽
「出仕したところで仕事なぞ無いわえ。
まぁ急な病で寝込んだとでも届けておけ」
キーパー(茜丸)
「さ、左様でございますか…。
では、明日にでも旅支度を調えまする。
従者は如何程お連れになりますか」
相楽
「あまり物々しく揃えても仕方あるまい。
屋敷からは、お前一人で充分じゃ」
それから威儀を正して
「もし、力を貸して頂けるのであれば、有りがたいのじゃが」
と、宴席のほうに視線を。
風見
……さて、やっと俺と虎にとって重要な話ができる。
沙良
ですね。
風見
「それならば相良殿。
私と此処におります虎。
荒事に対するに、腕に多少なりともの覚えはあります。
道中の護衛、向かった先の荒事、我らが腕、買っていただければ、期待に添う働きはして見せましょう」
(おい虎、金にならない時は、指一本動かすんじゃねえぞ)
虎五郎
「(´・ω・`)」
風見
とりあえず礼儀はきっちりと、売り込みましょう。(笑)
虎五郎
「(そわそわ)」
相楽
うう、貧乏なのに。(笑)
風見
だって俺、武芸者だし。
ここの人に何の義理もないし。(苦笑)
ベンジャミン
「大丈夫デース、サガラサーン。
今文無しになっても。
多分、次回はアリマセーン」
キーパー
ドギャーン!
風見
おいおいおい。(笑)
これもシリーズ化を熱望!
キーパー
神様を泣かせたと思ったら神をも恐れぬメタ発言を。(笑)
ベンジャミン
「ウップス、ノーノー。
多分、常世神の何かがアリマース」
風見
キーパー、冗談はさておき。
キーパー
ほいほい。
風見
まあ大体、ここに金が無さそうなのは雰囲気で解りますよね?
相楽
雇うっても相場どれぐらいなんだ?
風見
そうそう、その相場の話なんですが。
キーパー
そうだねえ…。
明らかに格式はあっても裕福ではない、って感じだね。
相楽
雪姫に金はかけてるよ!
キーパー
そのせいで、一族郎党から雪姫への風当たりは結構強かったりする。
相楽
親からすれば娘に金をかけるのは当り前じゃー。
風見
とりあえず虎の縁もあるし、食住にプラスいくらかでいいと思いますよ。
金銭的には。
あとは、武器と馬の整備とかの必要経費。
沙良
そこから経費は、お願いするしかないか。
ベンジャミン
「ソーデース!
姫様助ける、これギリニンジョー、一宿一飯のナントカネー」
キーパー
相場かぁ…。
足軽が一ヶ月一貫みたいだね。
食費込みで二貫文らしいが。
(p64によれば、寄騎こと騎馬武者と配下二名一年で15000文(15貫文)らしい)
相楽
手持ち2700文しかないんじゃが。(笑)
キーパー
その先は、土地や動産といったいわゆる「フレーバー資産」を削ることになるね。
キャラ的には。(笑)
虎五郎
「にーちゃん、風見のにーちゃん」こそこそ
風見
「なんだ?」
虎五郎
「オレ、あのテング?の社もういっぺん行ってみたい。
それに…あの姫さん、きれーなのに元気なくてかわいそう」
風見
「俺は抱けぬ女に興味はねえ。
だが、お前の縁は無碍にする気もねえ。
だから、最低限の禄で、今回は目をつむってやるよ」
と、虎にひそひそ。
虎五郎
「(´▽`)」ぱあああ
沙良
「その為には、行くしかないですね」
風見
というわけで相良殿には、できる範囲でやっていただければ。
相楽
仕方ない、ベンジャミンを住まわせてる離れの辺りを売るか。
虎五郎
(笑)
沙良
「私の方も、先達の知識があるか聴いてみようかしら」
風見
コネクションとかあるんですよね、相良殿にも。
だから、俺の腕を売り込んでもらう…と言うところも考えてもらえれば。
キーパー
相楽殿は仮にも殿上人ですからな。
文化人方面には顔が利くのでは。
風見
ですよね。
なので、金よりもむしろコネクションを利用したいですな、俺的には。(笑)
ベンジャミン
「大丈夫デース、サガーラさーん。
1貫でよければ、ワターシがダシマース」
相楽
「おまえ、いつのまに…」
虎五郎
「いっかんって何文?(´▽`)」
キーパー
一貫=1000文
虎五郎
「ガイジンさん、お金持ちだな」
ベンジャミン
「ワターシも1900文くらいしかアリマセーンガ、ダイジョーブでーす。
なぜなら。
次回はアリマ略」
風見
おいおい。(苦笑)
キーパー
ベンに天誅が下るまであと三日!
ベンジャミン
「…デワナーク、大切な雪姫サマの体のタメネー。
タダーシ、ワターシはトコヨ蟲なるインチキデーモン、微塵も信用してマセーン」
虎五郎
「でーもん?」
ベンジャミン
Yeah、我が主の神以外、全てデーモンネー。
虎五郎
「てんぐもデーモンか」
風見
日本には800万もデーモンがいる。(笑)
虎五郎
やおよろずのでーもん!
ベンジャミン
「タダーシ、そこに何らかの宗教団体があったのは間違いナイネー。
秦河勝なる人が討伐したらしいけど、きっと何かアルネー」
風見
「相良殿。
俺と虎の二人で、月1貫、どうでしょね?
で、虎はどうやらそこは辞退するようなので、実質500文」(笑)
あとはまあ、必要経費はまかなってくれている、という感じで。
相楽
「ふむ、それなら用立てよう」
風見
「契約成立ですな。
では、ひとかどの働き、お見せいたしましょう」
虎五郎
「メシ食わせてくれるよな?」
ベンジャミン
「メシ?
大丈夫デース」
キーパー
…おかしい…一番タダ飯食ってそうな人が平然と…(笑)
ベンジャミン
「主は言いました。
お腹が空いたら、石をパンに変えて食べればいいじゃない」
虎五郎
「なんのおまじないだよΣ( ̄□ ̄;)」
沙良
「…あなたがやってみなさい…この旅の中で…」
相楽
「ベンジャミンが何を言ってるのかわからんが、飯の心配は無用に願おう」
風見
「よっしゃ虎、またしばらくはメシには困らんぞ(ひそひそ)」
虎五郎
「やったーヽ(´▽`)ノ」
風見
これで一緒に行く理由付けができました。(笑)
相楽
米一升100文か…高いな。
風見
なんか生活感が身にしみますな。(;´д⊂)
キーパー
いやまったく。(笑)
風見
ほんと、この時代の貴族ってば……(;´д⊂)
虎五郎
なみだーのびーんぼー…♪