■ 3幕目の3 天狗について考えてみるでござる ■


キーパー
 ええと、では翌日。
 壷装束を着た雪姫が「お母様が用立てて下さいました」と照れてみたり、ちょいツンな奥様がサガラにぶつぶつ言ってみたり。
 他のお嬢様方が口々に御土産を所望したりして。

相楽
「ちゃんと御土産買ってくるからー」


キーパー(奥様と娘たち)
「「「わーい!」」」

相楽
 現金だな…。


キーパー
 アレ?
 まあいいや。(笑)

虎五郎
 御土産は現金。

キーパー
 では資久と雪の牛車と風見の騎馬に率いられて、君たちは京の都の門を抜け、ぽっくりぽっくりと鳥羽造道を南下していく。

虎五郎
 まったりまったり。


キーパー
 そして程なく、鳥羽港という荷揚場で船を調達…するわけだが。
 さて、牛車と馬はどうしましょう、ちう事になる。

沙良
 その間に今メンバーと会話をしながら探りをいれてみたいところ…。


キーパー
 ほう。
 どうぞ。(笑)

虎五郎
 オレは姫さんに「うたまくら」について聞いてるよ!

ベンジャミン
 ワターシは前回のログみてまーす。

キーパー(雪姫)
「摂津国の須磨って、あの光の君もお住まいになっていたことがあるのよ!」
(きらきらきら)

虎五郎
 みーはー?!

キーパー
 貴族の姫のファンタジーですからな。(笑)

相楽
 なんせ外出るの初めてに近いしなぁ。

ベンジャミン
 光の君って誰やねん。
 ウルトラマンですかそうですか。

沙良
「そうなんですか?」


キーパー(雪姫)
「そうなんです。
 そして、そこで明石の君という、運命の女性と出会って、明石の姫君を授かるの…」

虎五郎
「あー、光の君かー。
 アレだよな、ほらアレ」

ベンジャミン
 光源氏?


キーパー
 そうだね。(笑)>光源氏

虎五郎
「そうそう、あちこちで女の子にアレして授かってるんだよな」(゜ー゜)


キーパー(雪姫)
「でも、すぐにその女性は亡くなってしまうのよね…」(´・ω・`)

沙良
「そうなんですか…」


虎五郎
「…(´・ω・`)」

ベンジャミン
「オーワターシシッテマース。
 足に車輪を付けて舞う人たちデスネー」(流石に予測されてるだろう)


キーパー
 それは光GENJI。(笑)

風見
 ♪夢はでぃんどんでぃんどんザボンのように〜

キーパー
 シャボンだ!

虎五郎
 ふりーだむふりーだむ♪


キーパー
 つっこみがおいつかん。(笑)

風見
 (゜∇゜)


虎五郎
 だれかある!ツッコミ要員を!


キーパー
「…そういえば、明石の姫君もGENJIのところに引き取られるのよね…」
 ちょいしんみり
 GENJIって出ちゃったじゃないか。(笑)

虎五郎
(笑)


風見
 うはは。(笑)


虎五郎
「でもー。
 明石の姫さんも光の人のトコ行って幸せなんじゃない?」


キーパー(雪姫)
「そうね、おかげで姫は帝のところへ入れたんだものね」

ベンジャミン
 HEYキーパー。
 光の君と、ツクヨミで何か思い当たる関連性は?

キーパー
 貴方は何故そんな神の名を知っている。(笑)
 神道知識振ってみる?

ベンジャミン
 振ってみたいデースってか、ちがったっけ。
 間違えた常世神か。


沙良
「そういえばあの地方では天狗がいると話を聞いたことがあるのですが、どなたか知っていらっしゃいますか?」


キーパー(茜丸)
「天狗…」(虎の方をちらり)

虎五郎
「天狗ってアレだろ?
 イボイボの飛ぶやつ」


キーパー(茜丸)
「そうそう、イボイボでぶーんと飛ぶ」

沙良
「イボイボはどうかわかりませんが、そういう物がいるらしいと聞いたことがあるので」


虎五郎
「そいえば、トコヨ蟲って天狗と関係あるんだっけ?」


キーパー
 ベンのメモに記述があったかな?
 キーパーは話したと思うんだけど。

ベンジャミン
 キイテマース。

虎五郎
 いかん、キャラが何を知ってるのか解らなくなってきた。


ベンジャミン
 スケノーリに教えて貰った「摂津国本荘に天狗の社の『トコヨ蟲』デスネー。

キーパー
 スケノーリって言うと、モデルがバレますな。
 いやどうでもいいが。

虎五郎
 イクラちゃーん ハーイ。

キーパー
 ばぶう。

ベンジャミン
 で、ワターシがトコヨ蟲とは、不尽河(富士川)界隈で、大生部多という教祖を中心とした「常世神」
 という民間宗教団体に関連してるっての知ってました。

虎五郎
 ふむふむ。


キーパー
 沙良のハンドアウトにもあるけど、そっちは公開されてないな。

ベンジャミン
 ソウデスネー。


沙良
 してないねぇ。


キーパー
 そして実は「本荘寺」の場所が具体的になってない。(笑)

相楽
 茜丸と虎の記憶が便り。
 あとは現地で聞きこみだな


ベンジャミン
 で、光の君つまり源氏と常世神とで何か関連性はあったかなと。
 ドウデスカきーぱー。


キーパー
 では、ベンは「知識」判定かな。
 ガイジンなので20%ペナルティ。

ベンジャミン
 yeah 90−20=70
【ダイス】Benjamin-> 1D100 = [34] = 34
 OKねー。

虎五郎
 モノシリネー。


キーパー
 読んだ限りでは無いね。

ベンジャミン
 フム。


キーパー
 GENJIが須磨に流れたことがある、ってぐらいか。関係するのは。
 源氏。(笑)

風見
 すっかりザボンになった光源氏。


虎五郎
 どこまでついてまわるんだ、GENJI。


キーパー
 勘弁してくれー。(笑)

虎五郎
「ねーちゃん、天狗がどーかしたの?」(沙良へ)

沙良
「天狗ってどんなものなのか見てみたいのと、襲ってきたら怖いなぁと思って」


キーパー
(では、沙良の会話が終わったらシーンを進めます。
 沙良が終了宣言出して下さいな)

沙良
(了解)

虎五郎
「ねーちゃんが聞いたことあるってことは、有名なのかな…あのイボ天狗」


キーパー(茜丸)
「うーん、良く覚えてないけど…」
 と、かくかくしかじかで子供の頃の体験を語ります。
 虎が止めれば黙るけど、どうしましょ。

虎五郎
 姫さんが恐そうにしてたら止めるー。
 肝心の内臓ムシャムシャは知らないはずだし。


キーパー
 雪姫は怖がりながらも楽しげに聞いている。
 お話しだしね。

虎五郎
 わりと強いわぁ。


沙良
「とらさんは、お詳しいですね」
 意外とSAN値高いんじゃ?

相楽
 SAN高いもの。


キーパー
 今昔物語集とかの方が怖いからね。(笑)

虎五郎
 そうか。(笑)


キーパー
 源氏だって、六条御息所とか偉い怖いし!

相楽
 生霊だもんな。


沙良
 ですねぇ。


虎五郎
 沙良と雪姫に。
「天狗って、どんなのだと思ってた?」


キーパー(雪姫)
「そうですねえ…やっぱり、僧形で羽があって…烏みたいな顔…?
 虎君が言うのとは、だいぶ違うみたいですね」

虎五郎
「羽はあったけどなぁ。
 天狗って言ったのは茜だよ」


キーパー(茜丸)
Σ(・ω・)

キーパー(雪姫)
「風見殿は、天狗と戦った事は、おありですの?」
 とか聞いてみたり。

風見
「俺はそんなもの、見たことないですね。
 阿呆らしい」
(超常的なものは一切信じない性格)


キーパー(雪姫)
「そ、そうですか…そうですよね。
 お話しですものね」 

風見
「申し訳ないが、俺は見た者以外、信じない事にしています」


キーパー
 自力救済というわけですな。

虎五郎
「そうそう、オレ幽霊見たことあるんだけど、にーちゃんはそんなもん見えんっつって」


風見
 ああ、幽霊は見えないですな。(笑)


沙良
「天狗って名前の付いた物って何か連想します?」

キーパー(茜丸)
「連想…うーん、あの一件の印象が強すぎて他には特に…沙良殿は?」

沙良
「私も姫様が語られたような事しか…」


風見
 キーパー、一般的な天狗のイメージって、あの赤ら顔の鼻デカか、カラスですよね?


キーパー
 そうなるね。

風見
 じゃあ、俺はそのイメージですな。


虎五郎
「天狗って鼻が高くてウチワ持ってて高下駄履いてんのだと思ってたなぁ」


キーパー
 時代的にちょっと違うかもしれないけど、まあそのへんは時代劇ということでご容赦。
 ジャパニーズファンタジー。(笑)

虎五郎
 ワフー。

風見
「天狗って言うのは、そう言うもんだろ?
 赤ら顔の鼻がでかいジジイか、カラスっぽい顔したヤツ?
 いずれにしても、夢物語だ」


沙良
「そうでないものでしたら、見たり聞いたりした事あるんですか?」


風見
「どこかの阿呆が、山伏を見間違えたに決まってる」

沙良
「山伏?」


虎五郎
「山伏、飛ばないけどなぁ」

風見
「山伏は、飛ぶように山野を駆け回ると聞くからな」


虎五郎
「風見のにーちゃんの現実主義には困ったもんだなー。
 鬼を見ても、アレはチョッとでっかい人だって言うんじゃない?」


風見
「でかい人だ」

虎五郎
(≧∇≦)

キーパー(雪姫)
「雪は…そういう者も居るかもしれない、と思いますけど…。
 お父様やベンは、天狗をどう思われます?」(ぼそぼそ)

相楽
「天狗のう…いるかもしれんが、見た事は無いからのう」


ベンジャミン
「雪姫殿。
 我々は、そう言ったデーモンの類の話は何度も聞いております。
 そして、それらの全てが見間違い出ない事も熟知しております。
 この国の「テング」なるものがどうった姿をしている物かはわかりませぬが、時として彼の地より来る何かが人に見えたとき、
 そういった異形の物として見えるかもしれませぬ」


キーパー(雪姫)
「ありがとう、本当にベンは博識なのね」

虎五郎
「…あんた本当に昨日の変なガイジンさんか?」(笑)


風見
「俺からすれば、ベンジャミン殿も立派な妖怪だ」
 髪の色も、目の色も、常識では考えられん。
 でも、ベンジャミン殿は人間だろう?」


沙良
「ですねぇ」


キーパー(雪姫)
「そうね…。
 確かに初めて逢ったときは、私もベンを何か物の怪かと思ったのでした。
 それじゃあ風見様、今までにした一番怖い体験は、何ですの?」

ベンジャミン
(むーしゃむーしゃデース)

風見
「恐い体験か……。
 戦場で1人、三日三晩孤立無援で敵を斬りまくったことかな」


相楽
 戦場で孤立して補給が途絶えた時、とかじゃないんだ。(笑)


キーパー
 それはサガラ的に君の台詞だ。(笑)>資久

虎五郎
「恐いものなどない!(`・ω・´)って言うかと思ったのに」

風見
「眠れん、心も安まらん。
 動く者は殺さないと俺が死ぬ。
 恐怖ってのは、そう言うところで、己自身が戦わねばならんものだ」


キーパー
 雪姫はびっくりしたように頷いている。
 理解しているとは思えないが。

風見
「さあ、もうこの辺でいいだろう。
 後の話は、船に乗ってからにしな。
 あんたらは、そんなファンタジックなマーヴェラスストーリーを、日が暮れるまで続ける気かい?」

虎五郎
「ふぁんたじっく…まーべらす…」

キーパー
 では、そろそろシーンを進めようか。
 沙良どうだい?

沙良
 ですねぇ。


風見
 俺は、意識的に雪姫とは距離を置いた方がいいでしょう。
 彼女には知らなくてもいい世界ですよ、俺の世界は。
 と言う目論見があって、雪姫には意識的に恐い人になってます。

キーパー
 なるほど。
 キーパーは納得した。
 雪は、どうかわからないけども。(笑)

風見
 問題は、その天狗とか言うステキ生物ではなく、牛車と馬をどうするかだ。

キーパー
 そうだね、それが次のシーンの仮題だ。

虎五郎
「あずかりじょはないのかなー」(きょろきょろ)


キーパー
 馬は何とかなるとしても、牛車は難しい。

相楽
 牛車は人雇って屋敷に返すかな。

キーパー(船主)
「馬は…まあ、乗せれば乗りますけどねぇ。
 …暴れられでもしたらねぇ」

風見
 俺にとって、馬は財産以上に旅の友ですからね。
 なので、ちょっと時間を巻き戻しますが。

キーパー
 ほい。

風見
 もしも船に乗る時点でそう言う問題が想定されるようなら、馬は相楽殿の屋敷で預かってもらいますが?
 ここまで歩きできたと言うことで。


キーパー
 キーパー的にはそれでもいいよ。
 相楽殿がOKすれば。

相楽
 OK。

風見
 じゃあ、そうしましょう。
 世話をよろしく頼みます。


キーパー
 了解。(笑)

相楽
 じゃあここまで家人をもう一人連れてきてることにしていい?
 OKならそいつに連れ帰ってもらう。

キーパー
 まあいいでしょう。(笑)
 では、無名の舎人が連れて帰ることにしようか。

風見
 ああ、槍は持ってきてる事にお願いします。

キーパー
 OK。
 んじゃ、ここで装備を決定してね。
 特に無ければ、リストのものを全部持ってきてることにするよ。

風見
 俺は馬以外の全て。

相楽
 牛車以外は全て。

キーパー
 屋敷…。
 いやなんでもない。

風見
 移動屋敷。


虎五郎
 …べんり。


相楽
 屋敷はトランスフォームするのだ。


虎五郎
 黒染めのけさ、六尺棒、刀、胴巻、こて、すねあて。

沙良
 なんか天狗よりすごいぞ。(笑)


風見
 ちびっ子僧兵だからねぇ。(笑)


キーパー
 そう言うとちょっと可愛いな(笑)

虎五郎
 …の上から壷装束。(笑)


風見
 うは。(笑)


キーパー
 おーい。(笑)
 武器はせめて、誰かに持たせなさい。(笑)

虎五郎
 あい!